元人材業界営業マンが語る人材業界の裏側(人材紹介会社利用)

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レフティーモンスター
元Jリーガー/現役採用担当
大学卒業後、Jリーガーに。
引退後、大手求人広告会社で営業→地場企業で人事。

営業時代は、採用に困っている企業へ求人広告を始め、解決策をご提案。

現在は会社に所属し、新卒・中途採用を中心に担当。

今回は人材業界での勤務経験をもとに、これから転職を考えている方向けに人材紹介会社のメリット・デメリットをお伝えできればと思います。
実際に私も人材紹介会社(エージェント)に登録して転職活動を行った経験もあります。
是非、参考にしてください。

目次

メリット

  • 希望条件の中から求人をリストアップ
  • 応募書類の添削
  • 書類選考への応募
  • 面接対策
  • 面接日程の調整
  • 年収交渉

働きながら転職先を見つけるとなると、求人を選定することから、最後の年収交渉まで行ってくれるのは非常に助かります。言わば、あなたの「代理人」です。

もちろん自分で面接を行わなければいけませんが、通りやすい書類の書き方や、面接対策まで幅広く、無料でサポートしてもらえるので、安心してお任せすることが出来ます。

ちなみに私は、20社近く書類選考を受け、10社程度面接を実施、4社内定をもらいました。自分だけでこれだけ多くの企業に書類を送ったり、面接日程の調整、条件交渉を行うのはかなり労力を使いますよね。

エージェントの登録は転職活動には欠かせません。どこの会社に登録するかが非常に重要になってきます。

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デメリット

  • 高年収企業への入社斡旋
  • 担当によって左右される

いいところばかりではないのが、ビジネスにはつきものだと思います。

逆にデメリットとその対策をあげていきます。

まず、数社内定をもらっていたら、年収が高い企業へ入社をすることで、そのエージェントの売上になります。
例)年収500万の企業へ入社の場合→×成功報酬35%=約175万円
※成功報酬の割合には、各企業により変動します。

なので、自身の売り上げが高くなる企業への斡旋が強くなれば、疑ったほうが良いです。
今一度、業務内容、入社後の流れ、条件面等、自身で求人票を見返すことが必要になります。
エージェントに最終決定を流されては絶対ダメです。

次に、担当エージェントによって左右されることについてですが、上記に挙げた売上を意識しすぎる担当もいます。その逆で、本当に自分に寄り添ってくれる担当もいます。
担当者によっては、レスポンスが悪かったり、実際の業務内容や条件の把握ができていなかったりと、理解力に乏しい担当もいます。

実際に私が最初に依頼していたエージェントは、求人の紹介数も少なく、連絡しても数日返信がないことも多々ありました。
結局、別会社に依頼し、対応の差に驚愕しました。

なので、そのような場合は、いち早く担当を変更してもらうか、違う会社へ依頼を行うことをオススメします。

まとめ

人材紹介会社は、極論、面接以外は全て代行してくれます。また、悩み・相談にも乗ってくれます。

ですが、「良い人」と思い込んで、言われることを全て鵜呑みにしてはいけません。しっかり企業も担当者も見極めて、転職先を決定する事が大切です。

あなたが入社することでどれぐらいのお金が、入社先の企業から人材紹介会社に動くか理解した上で転職活動を行うことで、”疑う力”は身に付くと思います。

昨今、転職活動が当たり前になっている世の中ですが、転職することは人生の中でそう多くはないので、1回の転職活動が非常に重要になります。

読んでくれたみなさんの転職成功を祈ってます。

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