「嫁ブロック」転職活動をしていると聞いたことありませんか?
今回は、転職の際に壁となりうる「嫁ブロック」について解説と対策をご紹介いたします。
これで、転職先もスムーズに決めることもでき、家庭円満も間違いなし。
嫁ブロックが多い年齢

嫁ブロックとは、男性の応募者が妻から転職先や独立など、新しい挑戦を反対されるもの。
近年の調査では、嫁ブロックをされた経験がある既婚男性は、約4人に1人。
年代別にみると、40代が最も多く、次いで50代、30代となっています。
子供が中学生や高校生に上がるタイミング、まだまだ子育てが必要になる年齢層が多いですね。

私が採用担当をしている企業でも、少なからず「嫁ブロック」にあった応募者はいらっしゃいます。
内定・条件提示した後に奥さんからの理解が得られずに、今の職場に残る方も少なくないです。
転職活動中の「嫁ブロック」の原因

まずは、なぜ嫁ブロックが起きてしまうのか、どうすれば起きないのかということを考える必要があります。
結局転職はせずに、しぶしぶ今の会社で働き続けています。
こんなことありませんか?
夫側のどこに問題があるかわかりますか?
- 新しい職種(未経験職種)への挑戦
- 内定をもらうまで妻に話をしていなかった。
- その会社に行きたいとだけ伝えたこと
こんな会話があったこと実際にある人もいるんじゃないでしょうか?
まず、未経験職種への挑戦は年収が下がる可能性を危惧されます。
内定をもらうまで話をしていないと、パートナーとしての信頼が下がります。
内定をもらった会社に行きたいとだけ伝えると、否定される可能性が非常に高まります。
奥さん側からすると、
- 年収が下がる
- 引っ越しはしたくない
- 残業が増えて家庭の時間が少なくなる
- 急に転職すると言われても気持ちが追いつかない
などなど、様々な拒否理由があると考えられます。
採用担当をしていますが、実際に年収が下がる&休みが減るという理由で、辞退された経験もあります。
「嫁ブロックへ」への対策
嫁ブロックが起きてしまう原因がわかったところで、どう対策したらいいの?どうすれば自分が希望する会社へ転職することができるの?といった疑問がでてくると思います。
どうすれば奥さんの理解が得られるかご紹介します。
普段からコミュニケーションをとる
突然「転職したい」、「内定決まった」、「仕事辞める」といったことを伝えると、奥さんもビックリして拒否反応がでてしまうかもしれません。
事前に自分のやりたい事を伝えつつ、将来の家族像を一緒に考えていくとよいでしょう。
奥さんのやりたい事や、子どもの状況等、二人でしっかり話し合いましょう。
事前に伝えていると、考える時間もでき、より転職や、独立を受け入れてくれるでしょう。
奥さんが重要視しているポイントを理解する
これができれば苦労しないはずです。
逆を言うとこれさえできれば反対されることはありません。
奥さんが何を重要視しているのかというのをきちんと理解する必要があります。
年収ダウン、転勤、福利厚生、仕事内容・・・
重要視している部分は絶対にはずしてはいけません。
家庭の状況を加味してプレゼンをする
前述のように奥さんの重要視しているポイントを中心に、
- なぜ転職したいのか
- どうしてその企業にいきたいのか(仕事内容、条件等)
- 今後の自分のキャリアについて
- 仕事と家庭の両立について
といった点をまとめてプレゼンするとよいでしょう。
その熱意と、しっかり考えている点をきっと評価してくれるはずです。
そして、実際に転職を認められた際には、プレゼンした内容を実行し、信頼を獲得するとより家庭円満となるでしょう。
転職エージェントに相談する
転職で困った時のエージェントです。
嫁ブロックの原因、対処法をしっかり相談して、解決策を出してもらいましょう。
オススメの転職エージェントや、働きながら転職活動をする方法をこちらの記事にまとめておりますので、参考にしてみてください。
嫁ブロックだけでなく、夫ブロック、親ブロックも存在する
一般的によく聞くのは嫁ブロックですが、逆の夫ブロックや、両親からも転職・独立に対して反対される可能性もあります。
そういった場合も上記のように、なぜ反対されているのか、どんな企業だったら良いのかを考えて、しっかり話し合うことをオススメします。
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